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サンゴー日記

お月見
中秋の名月を見るには少し遅いが、三溪園で開催されている観月会を見に。

普段は公開されていない紀州徳川家の別荘建築・臨春閣を舞台に琵琶の演奏が行われた。建物の角部屋の襖2面をとっぱらい舞台を作り、観客は外から演奏を楽しむ。こういう趣向も和の建築様式だから可能なこと。

肝心の琵琶の演奏は演目によって琵琶の種類が違っていたりして音色も微妙に変化して面白かった。源氏舞という日本舞踊も付いていたし、楽しいイベントでした。
(源氏物語が書かれてから1000年だし、そろそろ窯変 源氏物語〈1〉を読まないと!)

夜は大珍楼 別館へ行くが閉店していた・・・。
大珍楼 本館にて別館と同じ料理を提供していたが、どこか別館のあの雑然としたパワフルさが影を潜めている印象を受けた。

ああ中華街も新しいお店を開拓しないとダメかなあ。
ミラクル7号
チャウ・シンチーの新作「ミラクル7号」が面白そう。

前二作と打って変わって親子の愛をテーマにしたコメディだそう。
これはかなり楽しめるんじゃない?

ただチャウ・シンチーが来日のインタビューで「親の愛こそ無償の愛」と述べる場面があったがこれは違うだろう。子供の親に向ける愛こそが無償の愛だよ。それに気づかないから変な事になるんじゃないか!
川村記念美術館
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川村記念美術館の増改築が終わってずいぶんたつ。
そろそろ見たくなってきたので、梅雨の合間をぬって佐倉市までお出かけ。

ここは敷地内が公園のようになっていて、散策も楽しめる。
今の季節だとちょうどアジサイが満開。

花を楽しみながら、芝生の広場で持ってきた弁当を広げて昼食。
屋外で食べるごはんはほんと美味しい。

お腹もくちたので、早速美術館内へ。

ここは第1室からバーンとモネやらルノワールやらフジタやらローランサンやらと豪華な顔ぶれの展示が広がいる。その後は現代美術へと移っていき、少し印象が薄くなるが、ロスコー・ルームでまたがつんとやられます。

そして今回の増改築の目玉、ニューマンの「アンナの光」

1階から踊り場を回り込んで2階に上ると、正面に「アンナの光」が見えてくる。この部屋は「アンナの光」のみを見せる部屋で、天窓が設けられ照明は必要最低限に押さえられている。ということはその日の天候や日の移り変わりで作品の表情が変わっていくということ。うん、この展示の仕方は好きだな。階段を上る途中から作品が見えてくるところや、入り口の外から見たときが一番作品のインパクトを強く感じられるところなど。これって地中美術館の「モネの部屋」にインスパイヤされているよね。それだけ地中美術館のあの贅沢な観賞方式は衝撃的だったんだろうな。

それにしてもこの美術館は観賞していて気持ちが良い。

美術館ってのはこうでなくっちゃ!
等々力緑地
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等々力緑地のチューリップが咲きごろかと思い、見に行った。



ほとんど終わってた。。。
シャガール
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土曜日は朝いちで箱根のポーラ美術館へ。
シャガールの企画展を見るため。

それにしてもポーラ美術館はどうにも好きになれない。
コレクションは凄いし(それにしたってあのコレクションが個人蔵っていう歪さもじつは嫌なんだが)、建物も素晴らしいのだけれど、あの各展示室が中央部と連結されていて、展示室を見終わるとまた中央スペースを介して他の展示室へ移動するという旧態然とした観覧スタイルが嫌。

肝心のシャガールは絵がどうのこうのいうより、最愛の妻ベラとの生活がうらやましい。生まれ故郷のベラルーシと妻ベラは彼の作品に繰り返し反映されるモチーフであるのだけれど、実現しなかった生活、失われてしまったものたち、郷愁を誘う風景、妻との手と手をとり合いふたりでつむぐ生活、すべては目の前にぶらさがっている幻想でしかないのかもしれない。それでもシャガールの想いは、このせつない現実を目の辺りにした際に、ぐらぐらとおぼつかない足もとが崩れていくのを押しとどめる、この先に歩みだす一歩を生み出す、ちいさな、ほんのちいさな、それでもとても大切な勇気になりえているように思える。
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